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長いものには巻かれない

常識は非常識かもしれないと考えてみる

土地の値段は欲しい人がいるかどうかで決まるもの

住宅 土地

こんばんは。なほちゃんです。

 

まだ20代で独身のころ、ボロアパートの管理人さんをやっていたことがあります。

こんな感じ。めぞん一刻の世界です。

若い人は知らないと思うので、ストーリーを解説すると、ある予備校生が住むことになったアパートの管理人さんが未亡人で、彼女に恋をするけど、他の住民に邪魔されまくる、という話だったけ。

 

私は未亡人ではなかったけど、アパートがボロだったところとか、住民が皆変わった人だったところとか、住民の一人が私のファンだったらしい(*'▽')ところとか。この漫画を地でいってました。

 

アパートの持ち主は私の母方の祖父母で、無料で住まわせてあげるから管理人をやって欲しいと頼まれたのでした。そして祖父母が亡くなると、私の母はすでに亡くなっていたので、このアパートは私が相続することになりました。代襲相続というやつです。(世代を越えて相続すること)

 

相続した時はすでに30代になっていたと思います。30代の女子がアパートの経営者になるなんてシンデレラストーリーみたいですが、実際にはそんなに甘いことはなく、このアパートには大きな問題がありました。それは、土地が袋地だったため、建物を建て替えることもできなければ、土地を売ることもできない、という問題です。

 

袋地とは、周囲を囲まれた土地のことです。

 

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アパートは古くなって修繕費がかかるし、お風呂がなくて、トイレや台所が共同ということもあって家賃もそんなに上げられないし、固定資産税は普通にかかるし、すごく困った物件だったんです。

 

「これはBさんに土地を売ってもらうしかないよ」

結婚相手の提案で、貢物を持ってBさんのもとにせっせと挨拶に通うことになりました。それまでは近所づきあいが全くなく、突然通いだしたので迷惑そうな顔をされましたが、コツコツとがんばりました。

 

その甲斐あってか、めでたくBさんから土地を売りたいという話が来ました。しかし、またまた問題が。Bさんは私たちの立場を知っているので、通常より2割高い価格を提示してきましたんです。2割って微妙ですよね。Bさんは、できるだけ土地を高く売りたいし、私たち以外の人なら相場になってしまう。でも、あまり高く吹っかけてそっぽ向かれてもつまらない、ということで2割なら飲むと考えたのでしょう。こちらもがんばって交渉しましたが、結局はBさんの希望で話を進めることになりました。Bさんの喜ぶ顔が目に浮かびます。

 

もう一つ問題がありました。土地を買うには銀行からお金を借りなければならないのですが、今回の場合は住宅ローンは組めません。あくまで事業用資金になるので、そう簡単には借りられないのです。借りるとしても金利が高い。散々調べた結果、三井住友銀行で使い勝手の良い商品を見つけることができ、こちらもクリアできました。金利は高かったけど、仕方がないですよね。

 

そういう苦労を乗り越えて、無事、袋地を解決することができました。

 

そして、この後、この土地を売却することになるのですが、買った値段のさらに2割増しで売ることができたんです! でもその後の失敗で、最終的には赤字に。人生甘くない。その話はまた次回に。