税金や年金、お金の仕組みを教育することは国の義務ではないだろうか
「何でも学校のせいにしたがる親っているよね。本来子どもの教育は親がするべきなのに」ハイ。確かにそのとおりです。でも家庭環境に左右されない教育環境を作るのは国の仕事です。国がそれをさぼれば格差が生まれます。
こんにちは。
土日はブログを書かないって決めたんですが、
出てきちゃいました。
はてなで読者登録した記事を読んでいると、書きたくなってきますね。
これを「はてなマジック」と呼びます。嘘です。
眠いのでちょっとハイになってます。
※イラストはこちらからお借りしました
単純に親の問題だろう
昨日のブログのブクマにコメントをいただきました。
確かに、お小遣いはいくらにするか、とか、お小遣いで買い食いをしてはいけないとか、その程度のしつけは親がするべきでしょう。
でも、源泉徴収税額はどのように計算されるのか、とか、確定拠出型年金は何かとか、教えられる親がどれだけいるのでしょう。ちなみに私は教えられれません。すみません。
選挙権年齢を引き下げるのなら
選挙権年齢が18歳に引き下げられました。例えば、年金制度改革について、各党が色々な主張をしたとして、年金制度が今どうなっているのか知らない人たちは、どの主張を支持すれば良いのか判断できません。
学校を卒業したら進路を決めなければならないのに、所得税がいくらなのか、国税や地方税がどのようにして決まるのか、個人事業と会社員とどちらが有利なのか分からないまま将来を考えなければならないなんて、ひどくないですか?
英語やプログラミングよりお金の知識
英語やプログラミングを小学生から学ばせようという話が出ていますが、お金の話はもっともっと根本的な知識です。生きていく上で絶対に必要じゃないですか?
しかも税金は国が徴収するんですから、なぜその金額を払わなければいけないのかをしっかり説明する義務があります。
日本版401Kって何さ?
厚生労働省が進めている確定拠出型年金制度というものがあります。
アメリカに401Kという似たような制度があって、それをマネっこして作ったので、別名で日本版401Kと呼ばれています。
確定拠出型年金制度は、日本の年金が行き詰ってきたので個人に責任をもって運用してもらおう、というもの。損が出てもあなたの運用のせいよって言って責任逃れする予定。これ、私は、とんでもないと思ってます。だって投資はプロでも失敗するんですよ。個人にできるはずないじゃないですか。
日本人は貯金が大好きな人種で、株式投資とか全然やってきませんでした。でも国は、それじゃあお金は増えないから、多少でもリスクをとって投資をしようと呼び掛けているんです。子ども版NISAだって税金が優遇される投資用の口座ですよね。
投資について学校は何の教育もしていない。親もそんな経験してこなかったかったから子どもに教えるなんて無理です。今までは投資なんてしなくても郵便貯金さえしておけば子どもの学資が貯められたんですから。でもこれからはそうはいかない。
まとめ
この分野は本当に苦手なのでうまくまとめられません。
でも、とにかく税金とか年金とか投資とかローンの金利とか消費者金融とかクレジットカードとか、社会には怖いものがたくさんあるので、そういうものを国が責任をもって教育すべき、というのがなほちゃんの考えであります。
とりあえず我が家では、これを教科書にする予定
ナニワ金融道(1) (サンエイムック) ムック – 2016/5/18 青木 雄二 (著)
ちょっと刺激が強いので、子どもが高校生になったら目につくところに置いとこうかな。
色々学べるので、まだ読んでない方は是非。お勧めです。新装版が出たんだね。