読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

長いものには巻かれない

常識は非常識かもしれないと考えてみる

洗面・脱衣所を真剣に考えたら

住宅 田舎暮らし

建売住宅のチラシを見るのが大好きです。
間取り図が乗っていると、つい隅々まで見ちゃう。もう家建てちゃったのに。
設計士になれば良かった。

今回は家づくり経験者として、洗面・脱衣所について考えたことを取り上げます。

洗面・脱衣室はワンパターン

間取り図を眺めていて、どうしても気に入らないのが、洗面・脱衣所。
マンションだと色々なバラエティがあるのに、戸建て住宅の場合いつも同じで、こんな感じ↓

f:id:komanaho:20170312232621j:plain

戸建住宅は、伝統的に尺貫法で作られるので、あまり融通が効かなくて、ユニットバスは一坪(畳2枚分)か一坪半、その隣の脱衣室も一坪になることが多い。

で、脱衣室は必ず洗面室を兼ねているのです。

脱いだ服を洗濯機に放り込んで、部分洗いが必要な時は洗面台でゴシゴシして、洗濯する時はお風呂のお湯が使える、というわけで非常に合理的。

洗濯機に「お湯取りホース」が標準で付いてくるのって、日本だけじゃないかしら。すごい発明だと思う。

洗面・脱衣所で不満なところ

でも、全部が全部、同じじゃなくても良いのでは?と思うのです。建売住宅の間取りには工夫がなさすぎる。

だいたいこの間取りでは、お風呂から出たときに着る服や下着はどこに置くの? 家族全員分のバスタオル掛けはどこ? お客さんが来て「ちょっと手を洗わせて」って言われたとき、汚れた洗濯物のある洗面所に案内するの?・・・・というように、困った問題が山積みなのです。

そんなの些細なことでしょって思われるかもしれませんが、この洗面・脱衣室が使いやすいかどうかで生活しやすいかどうかが決まります。つまり、洗面・脱衣室の在り方が家づくりの成功の鍵なのです。

使いやすくする工夫 その1

扉の位置を工夫すると、ちょっとだけスペースが広がります。

 

f:id:komanaho:20170313225542j:plain

 

洗濯機に比べて、洗面台は奥行がやや小さいので、洗濯機の前を洗面所の出入り口にすれば、洗面台の前にスペースが生まれます。

そのスペースに腰高のタンスを置きます。タンスは家族の人数分の引き出しがあると、一人一人の下着をしまえるので、手ぶらでお風呂に行けます。

タンスの横の壁をバスタオル掛けにして、高い位置に2枚、低い位置に2枚タオル掛けを作れば、家族4人分のバスタオルを掛けておけます。

使いやすくする工夫 その2

スペースに余裕があれば、思い切って洗濯機を洗面・脱衣所の外に置くと、とてもすっきりしてGoodです。

f:id:komanaho:20170313230547j:plain

洗濯機は物入れの中にしまってしまいます。このぐらいの距離なら、お湯取りホースもお風呂まで届きます。

物入れの中の上段には棚を作って、洗剤や洗濯ネットなどを入れておくと使いやすさは抜群です。

洗濯機を外に出してしまうと洗面所がすっきりします。やはり機械は見えない方が良い。汚れた洗濯物も見えないように物入れに隠してしまいます。

洗濯機がなくなると、脱衣所がすごく広くなるので、幅160cm のおしゃれな洗面化粧台が置けてしまいます。幅160cmの洗面化粧台があると、すごくリッチな感じになりますよー。高い洗面台を置く予算がない場合は、ヤフオクで落とすと良いです。大工さんがイヤがらなければですが(たいていイヤがられます)。展示品なんかが結構安く売ってますよ。幅120cmの洗面台にして、隣に幅40cmの物入れを置いても良いですね。

使いやすくする工夫 その3

都会は庭がほとんどないので、洗濯物は2階のベランダに干すことが多いですよね。だから思い切って、お風呂も洗面所も2階に作ってしまうと洗濯がすごく楽になります。

 

f:id:komanaho:20170313232111j:plain

 

お風呂が2階というのは、うちのダンナにはすごく抵抗されました。特に理由があるわけではなく、何となくイヤというレベル。

大工さんに相談したところ、どうせユニットバスなんだから水が漏れるなんていうことはないし、家の構造上、全く問題ないとのこと。というわけで、強引にお風呂まわりのものは2階に持っていきました。

洗面所が2階に移ると、1階にも洗面所が必要になります。トイレの横に和風のおしゃれな手洗いボールを置いて、お客さんが来ても気軽に使ってもらえる空間になりました。

それに、1階で宴会をしていて、「子どもたちはそろそろ寝る時間ですよー」ってなったとき、お風呂のようなプライベートな空間が2階にあるのはすごく便利です。「おやすみなさい」と言って、トコトコ2階に行って、お風呂に入ってパジャマに着替えて歯みがきして、っていう寝る前のいろんなことを、お客さんのいないところでできるんですから。

また、お風呂と洗面脱衣所が2階になると、1階を広く使えるのも良かったです。というわけで、「お風呂2階の家」は超お勧め。ちなみに、「キッチン・リビング2階の家」は、やめといたほうが良いのではないでしょうか。眺めは良いかもしれないけど、ゴミを出すときは1階に運ばなくてはならないし、買い物した荷物は2階に運び込まなければならないし、すごく大変そう。

終わりに

ところで、私は2回家を建てているのですが、こんなに気に入っていた「お風呂2階の家」は手放すことになってしまい、2番目の家のお風呂は1階です。

洗濯機は物入れに隠すことに成功しましたが、洗面台は幅90cm。大工さんに「やっぱり陶器でしょ」って言われて選んだんですが、いまいちオシャレじゃない。お客さん用に作った洗面台はワケあって物置になっちゃった。今回は色々大失敗してしまいました。

田舎暮らし中なので、土地が広くて、洗濯物干し場は1階。農家なので、お風呂は1階にすべきというダンナの主張に逆らえず。

結局、「お風呂2階の家」は都会のサラリーマン向けの家であり、間取りは生活スタイルに合わせることが大切というわけなんですね。

長野といえば長野市や軽井沢を思い浮かべるかも。でも、住むなら南信州が超お勧めだよ。

田舎暮らし

東京に生まれ育って、東京が日本の首都だということを知ったときから、絶対田舎には行かないぞって決めていて、友達がどんどん田舎に行くのを横目で睨んでいましたが、まさかの田舎の民になってしまいました。

長野県民になったのは2011年。震災の起きた年です。震災が起きたのは偶然で、逃げてきたわけではありません。

せっかく長野県民になったので、長野県民になって知ったことを書きます。

長野県は広い

長野県と言っても南と北では全く違います。東京の人は長野といえば長野市とか松本市とか軽井沢とかを思い浮かべますが、長野県には南信州という地域があるんですよ!

北信?南信?

私の結婚式は、ダンナが長野出身だったため、ほぼ7割は長野に関係のある方々だったと思います。

私はお色直しでほとんど席にいなかったのですが、スピーチしてくれた人が「北信は~」とか「南信は~」とか話していたとか。結婚式が終わった後、私の父が「そうか!分かった!」と突然言いました。「北信は長野の北のことだったんだ!」

字を見れば明らかですが、スピーチは音だけなので分からなかったらしい。

私もこの時はじめて長野県には「北信」と「南信」という呼び名があることを知りました。そして、「中信」と「東信」はあるけど「西信」はないということは長野県民になってから知ったのでした。

f:id:komanaho:20170308234433j:plain

ちなみに、

北信・・・長野市を中心とした長野県の北の地域

中信・・・松本市を中心とした長野県の真ん中の地域

東信・・・上田市佐久市の周囲の長野県の東側の地域

南信・・・飯田市を中心とした長野県の南側の地域

ということになります。長野県にいると、天気予報は北信・中信・南信に分かれて放送されます。東京だと、23区と八王子市、みたいな感じですね。

ところで、飯田市って知ってます? 私は知りませんでした。どこそれって感じ。

たぶん、長野県にあまり縁のない東京都民は、長野市松本市上田市あたりは知っていると思いますが、飯田市の周囲、つまり南信地域って未知の世界なんじゃないかと思います。

忘れられた南信地域

東京の人が知らないのも無理もない。そもそも南信地域に行くための交通網が車以外にないのです。

長野市は新幹線があるし、松本市は空港があるし、あずさも松本には行くけど、南信までは来てくれない。すごく不便なので人口が少なく、けものの方が多いと言われています。同じ長野県民から見ても、南信って未知の世界だそう。

しかも県庁は長野市で、長野市から飯田市までの距離は165Km。飯田から長野市に行くには、やっぱり交通手段は車のみで、高速道路を使って2時間かかります。飯田市からだと、長野市に行くより名古屋に行った方が近いのです。だから南信地域の人にとって政治も蚊帳の外。県知事? 遠くの方でなんかやってるよねって感じなのです。すごく不公平な感じがする。

ところが最近、リニアが通ることが決まりました。これで東京や名古屋がめっちゃ近くなる!って喜んでいる人は多いです。

私は個人的には、この人口減少社会に無茶な計画を立てて困ったものだと思っています。親戚や友達のいる東京が近くなって頻繁に行けるようになるのは嬉しいけど、そのために犠牲になるものの方が多すぎて、手放しでは喜べないです。

住みごこちは断然、南信地域!

超不便な南信地域ですが、もし長野県に住みたいと思っているとしたら北信地域より南信地域の方が絶対おすすめです。なぜなら雪がほとんど積もらないから。

雪が積もる地域は大変なんです。朝は早起きをして雪かきしないと、車を車庫から出せない。そして仕事を終えて疲れて帰ってきても、車を車庫に入れるために、また雪かきです。家がつぶれないように、無理して屋根にのぼって雪かきして落ちて亡くなる方も毎年出るし、雪が積もっているだけで気分が暗くなってきます。

その点、南信地域は雪が降っても、あまり積もらない。なぜか雪の次の日は晴れて暖かくなり溶けてしまうのです。「北は雪かき、南は雪掃き」と言うぐらい。

飯田市は長野県のハワイというぐらい暖かい。桜が咲くのも長野市より飯田市の方がずっと早い。野菜や果物を育てるのも北信より有利。でも空気が澄んでいて、湿度が低いので、夏はカラッとさわやかで、不快な暑さはないです。

恐るべき県歌

気候も、文化も、方言も違う。いっそ北信と南信で県を分ければ良かったのにって思うのですが、過去にそういう話が長野県議会で持ち上がったことがあるそう。

まさに県が真っ二つに分かれそうになったその時、誰からともなく県歌を歌い出し、それがあっという間にその場に居合わせた人たちの間に広がって、涙を流しながら手を取り合って、北信も南信も一つの県としてこれからも助け合おうではないかとなったそうです。

という言い伝えがあるほど県に浸透している県歌が「信濃の国」という歌です。小学校4年生になると練習して全員が歌えるようになります。この歌を歌えるかどうかで、本物の長野県民かどうかが決まるのです。我が家では、子どもが小学校3年生で長野に転校したので、私以外、家族全員が信濃の国を歌えます。

終わりに

こんなに住みごこちの良い南信が置き去りにされていて、長野市松本市ばっかり栄えるのは何でなんでしょうね。これが、今のところ私にとって長野県の最大の謎です。

以上、新長野県民からの長野情報をお伝えしました。もしかしたら続編があるかも。

 

子どもの国語の読解力を劇的に改善する方法

こんばんは。1カ月ちょっとぶりのブログです。猛反省中。
途中まで書いたのとかあるんですけど、時間が空くと続きを書く気がなくなっちゃいますね。

さて今回は子どもの国語力の話です。今度こそ最後まで書くぞ!

きっかけは東ロボくんプロジェクト

AIで東京大学入試を突破できるか挑戦する「東ロボくんプロジェクト」っていうのがありましたよね。残念ながら、東大入試は断念したそうですが。

で、このプロジェクトの新井紀子教授が日経新聞で「AIが苦手なのは読解力だから、AIにとって代わられないために、教育は読解力に力を入れるべき」って語っていて、例えばこんな問題が苦手という例題が掲載されていたんです。半年前ぐらいの新聞で、日付も問題の内容も忘れてしまいましたが。

問題自体はすごく簡単な選択問題で、文章を読んで、当てはまるものを答えなさいというタイプのものでした。これは面白いと思って、二人の子どもたちを呼んで試してみたんです。そうしたら、小6の娘は解けて、中3の息子が解けなかった。えっ?こんな簡単な問題が解けないの? 受験生なのにって母としては焦ったわけです。

そもそも国語の力って、どうやってつけるんだろう?

私は、小1の時に書いた作文が学年だよりで紹介されたほど小さいときから国語が得意で、国語の勉強をしたことがありません。幼稚園のころから本を読むのが大好きだったようですが、本を読めば国語力が身に付くというわけではないらしいです。実際、うちの息子も活字は好きで小説や新聞などもよく読んでいます。

国語の授業を考えてみても、すごく退屈だったことしか記憶にありません。授業を全く聞いてなくても国語の成績に影響することはありませんでした。

困ったときはGoogle先生

そういう時、今どき頼りになるのはGoogle先生ですよね! 早速検索してみました。「読解力をつける方法」みたいな感じで検索してみたところ「ふくしま国語塾」というものを発見しました。「ふくしま」というのは苗字で、福島県ではなく神奈川県横浜市で国語塾を主宰されているようです。

www.yokohama-kokugo.com

Webサイトはひと昔前のデザインで、色々ピカピカしていて怪しげな感じがしますが(失礼!)ブログがすごく面白い。出版物が版を重ねて、塾も好調で、今でこそ成功されているようですが、昔はずいぶん苦労されてきたみたいです。学校のおかしなところを教員経験者としてあぶり出しています。

ameblo.jp

ブログを読むうちに、この方スゴイなぁと思い、試しに1冊読んでみることにしました。その本が「本当の国語力」が驚くほど伸びる本です。

もう本当に、目から鱗でした。実は私、専門学校で国語の教員をしていたことがあるのですが、その時にこの本に出会えていたら人生変わったかも。「あぁそうか。国語力をつけるってこういうことだったのかぁ」って納得しました。

ずばり、

国語はセンスではなく

身につけるためのメソッドが存在する

ということが分かったんです!

全国の国語教員に読んでほしい。

で、どうやって実践する?

どうすれば良いのかは分かったのですが、長野県から神奈川県に通うわけにもいかないし、どうしたものかと思い、問題集を買ってみました。それがふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕 です。

中3の息子に「小学生版」は嫌がるだろうなぁと思いつつ、他に良い教材も見当たらなかったので、とりあえずやらせてみることにしました。題して「お母さんの国語教室」。専用のノートを2冊買ってきて、日曜日の昼下がりに二人の子どもたちをつかまえて始めました。嫌がること嫌がること。何とか5回ぐらいは続けたかな。でも、しばらくそれっきりになってしまいました。

1学期の国語のテストの点がアップ!

ところが、すっかり忘れていた頃、息子の国語の成績が上がったんです。へぇーって思いました。息子も感じることがあったみたいで、2学期は「お母さんの国語教室やるよー」って言うと、割と素直に付き合ってくれました。

そして3学期の期末テストが終わって、さらに実感。国語は得意科目になりつつあります。他の科目がイマイチ過ぎるので、これは超ありがたいです。

どんな問題が解けるようになるかというと、国語でありがちな「〇〇とあるが、それはどういうことか30字以内で答えなさい」みたいな問題です。これが結構答えられるようになるんです。すごいでしょ。

こんなやり方がお勧め

試行錯誤しましたが、問題集を与えて放っておくだけではダメでした。ふくしま先生の意図することがあって問題が作られているのですが、そもそも国語力のない子どもはその意図が読み取れないので適当に答えてしまうし、国語の問題なのでピタリ同じ解答にはならず、どんな場合なら正解なのか、子ども一人では分からないのです。

なので、一緒に問題を読んで、一緒に答えを考えるというやり方が良かったです。子どもが困っているときは、例えばという感じで答えの例を挙げると「あぁそれなら」という感じで子どもも挙げ始める。結構笑える答えもあったりして、母子で楽しく学べました。

おわりに

中3って難しい年ごろだから、なかなかこんな風に素直に付き合ってくれないかもしれないです。うちの子は年齢より幼いので、まだ相手をしてくれますが、できれば小学生のうちからやっておいた方が良いのかもしれない。

本当に感動的だったのでいっきに書きまくってしまいました。

お子さん(特に男子)の国語力に悩んでいるお母さん、是非試してみてください。

SSLとは何か? 難しい言葉ナシで解説してみます♪

SSL

Googleが、SSLに対応しているサイトを上位表示しようとしているらしいですが、そもそもSSLとは何か、難しい言葉ナシで説明してみようと思います。

先日、超人気ブロガーのまけもけさんが記事を言及してくれました。
恥ずかしくて、穴があったら入りたい気分です。

言及返しするつもりはないですが、いつも勇気をもらっているのが、こちらの記事。

gwgw.hatenablog.com

自分の記事を読み返して、削除したくなることがよくあるんですが、この記事のおかげでいつも削除を思いとどまっています。

 

さて、今回ははてなブロガーにはあまり関係のないSSLについて。
はてなブログは、まだSSLに対応するつもりはない?

www.iii.tokyo

なんだか魂の叫びみたいですが、ほんとに早く対応してもらいたいですね。

最近、アマゾンや楽天に頼らず、ネットショップを独自で開きたいというお客様が多いんですが、SSLを知らない方が多くて、SSLは費用もかかるので説明しなければならないのですが、分かってもらうのが結構大変です。

そもそもインターネット上でのやり取りはダダ漏れ

もともとインターネットは、秘密情報をやり取りするためのものじゃなかったので、ネットワークを飛び交う情報は暗号化されていません。

f:id:komanaho:20170117231841j:plain

今日のごはんは何か、とか、太郎くんは花子ちゃんに気があるとか、そういう日常会話が盗聴されるのはたいして問題ではないですが、これがIDやパスワードだったらヤバいですよね?

例えば、これが WordPress のログイン画面だったらどうでしょう?

f:id:komanaho:20170118162811j:plain

簡単に乗っ取ることができてしまいます。

もちろん、普段、自宅でブログを書いている分には、よっぽど隣近所に怪しい人が住んでいない限り盗聴されるということはあまりないと思います。

でも、中国に出張したビジネスマンが、ホテルでブログを更新して帰国したら、投稿が全部削除されていて、中国語でメッセージが表示された、なんていう怖い話を聞いたことがあります。中国のホテルなら盗聴器が仕掛けられているということもあるのかもしれません。

そこで、SSLを導入すれば、ネット上のやりとりが暗号化されて安心です。

f:id:komanaho:20170118163715j:plain

 

メールでのやり取りもダダ漏れなので、同じメール内にIDとパスワードを併記しないように、別々に送るなんていう風に対応しますよね。

SSLには種類がある

で、SSLを導入する方法ですが、はてなブログは、はてなさんの対応を待つしかないのですが、WordPress だったら、レンタルサーバー次第ということになります。

例えば、エックスサーバー は、超簡単に!しかも安く!SSLを導入できるのでお勧め(回し者ではないよ)最近では、SSLが標準になったので、申し込むだけで無料で使えるようです。さすがです!

エックスサーバーのSSLのページを見ると、種類がたくさんあり、金額も全然違いますが、どうやって選べばよいのでしょうか?

f:id:komanaho:20170118230347j:plain

例えば、CoreSSL と、GlobalSign とでは 金額が一桁違います。(ちなみに、CoreSSL とか、GlobalSign とかはサービスの名前であって、専門用語ではありません)

金額が高い方が安全なのかしら?と思ってしまいそうです。

これは何が違うのかというと、まずブランドの違い。高いサービスは「サイトシール」を提供しています。サイトシールとは、ロゴマークですね。このロゴマークによって、お客様が「Global Sign なのね、それなら安心だわ」と思ってもらえるメリットがあります。

もう一つは、Webサイトを運営している会社にお墨付きを与えるかどうか。

例えば、アンケート調査のWebサイトがあって、アンケートに答えると抽選で商品券が当たるとします。「商品券を送るので住所と名前を入れてください」と言われれば疑うことなく入れてしまうかもしれません。この時、SSLに対応していれば、ブラウザのアドレスバーの左側に鍵のマークが現れるので、暗号化してデータが送信されるので安心ねって思うかもしれません。

でも、そのアンケートサイト自体が問題あるサイトだったら、いくらデータが暗号化されても意味ないですよね。大切な個人情報が悪い人に盗まれてしまうことに変わりありません。

f:id:komanaho:20170118232846j:plain

そこで、Webサイト自体にお墨付きを与えるサービスが、GlobalSign だったり、GeoTrust だったりするわけです。この場合は、運営者が問題ないかどうかチェックするために登記簿謄本を提出させたり、担当者が調査したりするので、費用がかさんでしまうというわけです。

ちなみに、エックスサーバーのサイトはどうなっているかというと、インターネットエクスプローラーIE)の場合、アドレスバーの右側に鍵アイコンがあって、クリックすると、「GeoTrust Global CA」で認証されていることが確認できます。

f:id:komanaho:20170119211914j:plain

SSLに対応していないサイトをSSLにするには?

SSLに対応していないサイトをSSLにするには、まずSSLサービスを選んで契約します。エックスサーバーは、独自SSLが標準で無料で使えますので、サービスを契約してすぐに自分のサイトを「https://」でアクセスすれば、鍵のアイコンが表示されるようになります。

ただし、鍵アイコンの横に!マークが出る時があります。こちらは FireFox で 「https://・・・」にアクセスしたときの例です。

f:id:komanaho:20170119213743j:plain

https://・・・・」でアクセスしても、そのページ内に「http://・・・」でリンクされている画像などがあると、暗号化接続できません。

後からSSLに対応させようとすると、この、「http://・・・」のリンクを全て「https://・・・」に書き換えないといけないのが非常に大変です。置換で済めばよいのですが、そもそもリンク先が「https://・・・」に対応していなければ正しく表示されないので、いちいち確認しながらの作業になってしまいます。

Webサイトを利用する側にとっては目安になる!

ネットショップを利用したり、個人情報を入力するようなサイトでは、SSL に対応しているサイトかどうか、鍵マークにエラーが出ていないか、Webサイトの証明書の期限が切れていないかどうかを確認する習慣をつけるようにすると良いですね。

SEO対策の初歩の初歩は、まずGoogleの立場を考えることからでは。

検索対策 SEO Google

なほちゃんは、Webサイトを製作したお客様に、SEOのプロを橋渡しする仕事をしています。今回は初心者の方むけに、SEO対策の考え方について、Googleの立場に立って書いてみます。

こんにちは。またまた久しぶりの更新になってしまいました。年末から年始にかけての忙しさから風邪をこじらせてしまい、早寝早起きを心がけています。だいぶ回復してきました。

そもそもSEO対策とは何か?

ちょっとググれば詳しい説明がたくさん出てくるので、ここであえて説明することもないと思いますが、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジンで、Webサイトを上位表示させるための取り組みのことですね。

検索エンジンには、Google 以外にも、Yahoo!マイクロソフトBing楽天Infoseek などがありますが、Yahoo!検索エンジンGoogle を利用している現在では「検索エンジン = Google」といって良いでしょう。

f:id:komanaho:20170111170829j:plain

つまり、SEO対策は「Googleで上位表示させること」と言えます。

Google の役割

Googleで狙ったとおりにサイトを上位表示させられれば思う存分お金儲けできるので、詐欺業者みたいなのもたくさんいるし、ウェルクみたいな商売も発生するし、SEO本は書店に溢れているし、殺人事件だっておきそうなぐらい怖いことになっています。

当然、Google にとっても「検索結果で上位に表示させるワザ」についてはトップシークレットなのではないかと思われますが、意外(?)にも公表されているのです。リンクは英語になってますが、ちゃんと日本語で説明されています。

support.google.com

これは、意外でもなんでもなく、Google の社会的な使命を考えれば、当然のことでしょう。

Google の社会的な使命

Googleの社会的な使命は、インターネット上に漂う無秩序な情報の中から、良質な記事を、ユーザーの求めに応じて、見つけやすくすることです。

もし、ユーザーの求めるものとは違う記事を表示したり、良質でない記事ばかりを表示したりすれば、ユーザーから見放されてしまい、事業が成り立たなくなってしまいます。検索結果がユーザーから支持されることが、Google 事業の大前提になります。

だから、キーワードを背景と同色にしてたくさん埋め込むとか、リンク専用サイトを作って登録しまくるというような小手先だけのSEOは排除しなければなりません。そのために、ペンギンだとかパンダとかのアップデートを繰り返して、検索エンジンを磨き続けているわけです。小手先だけのSEO対策は、今は効果があっても、いずれ覆されるのでやるだけ損です。すぐに効くSEOなどを考えるのではなく、王道を行くのが結局は近道になります。

検索対策の王道とは?

ではWebサイトを運営する私たちはどうすれば良いのか? まずは良い記事を作ることです。でもそれだけではダメ。新商品を開発して「良いです」「良いです」と言っていても売れないのと同じで、広告を打ったり、どこが良いのかを説明したりするなど、売るための工夫が必要です。それが本当の意味のSEO対策です。

Googleさん、質の高い記事(質の高いサイト)を作ったんだから、検索エンジンで拾ってよ」って言っても、広いインターネットの世界では、さすがのGoogleさんでもなかなか探し当てるのは難しいです。そのサイトがどういうサイトなのか、どのような記事を書いたのか、正しくGoogleに伝えてあげなければなりません。

そして、Googleさんは、その方法を先ほどのリンクでちゃんと公表しているっていうわけです。

Google の仕組み

Google には、Googleボットというロボットがいて(実態はプログラムですが)インターネットの海の中を泳いでいるので、クローラー(平泳ぎではないんですね)と呼ばれています。

f:id:komanaho:20170111224446j:plain

※イラストはこちらからお借りしました

 

Googleボットさんが見ているのは、私たち人間が見ているカラフルなWebサイトではなく、htmlで書かれたソースコードの方です。

 

↓こちらではなく

f:id:komanaho:20170111225414j:plain

 

↓こちら

f:id:komanaho:20170111225701j:plain

 

文字数が多いと内容が濃いと判断される

だから、どんなにデザインが凝っていて、スライドがビシバシ使ってあるような超カッコいいサイトでも、文字がなければGoogleボットさんから見たら、内容の無いサイトということになってしまうんです。

その点、ブログは文字がメインなので有利ですよね。1,000文字以上書けとか、いや3,000文字以上だとか言われるのはそういうわけです。文字数が多ければ、それだけ内容の濃いサイトということになりますから。でも、「あああああああああああああ」とか、意味のない文字を突っ込んではダメですよ。そこは Googleボットさんだって賢いので、意味があるかないかぐらい見分けています。

ちなみに、ブラウザ内で右クリックして現れるメニューの中から「ソースを表示」というコマンドを選べば、ソースコードを表示することができます。ご自分のサイトを Googleボットの気分で眺めてみるのもよいかも。

下は、インターネットエクスプローラーの場合です。ブラウザの種類によって表示されるメニューは多少違います。(いきなり画像が Yahoo! ですが、説明したいのはメニューの方です)

f:id:komanaho:20170111230619j:plain

逆に、文字がなくて、画像が貼り付けられているサイトの場合、htmlでは画像は次のように書きますので、

<img src="gazo.jpg" />

画像8枚だと、こうなってしまい

<img src="gazo1.jpg" />
<img src="gazo2.jpg" />
<img src="gazo3.jpg" />
<img src="gazo4.jpg" />
<img src="gazo5.jpg" />
<img src="gazo6.jpg" />
<img src="gazo7.jpg" />
<img src="gazo8.jpg" />

Googleボットさんから見たら、何のこっちゃってなっちゃうわけです。

img タグには、alt とか、title とか、画像の説明をつけることができるので、せめて、こんな風に書くべきですね。と言いつつ、このブログは全くやっていない (^^;)

<img src="gazo.jpg" alt="Googleボットさんの絵" />

他には、タイトルタグや、見出しタグを使うのも重要です。

見出しタグは、h1 が最強で、数字が大きくなるにつれて重要度が低くなっていく感じ。一番強いのは title タグ。トランプの大貧民(大富豪と呼ぶ地域もあるらしい)で言えば、ジョーカーかな。title タグは、ブラウザのタイトルバーに表示される部分。

このブログでいうと、こんな感じになってますね。

f:id:komanaho:20170111232645j:plain

title タグと h1タグは、だいたい同じ内容にすると良いと言われています。

あらためて、自分のブログを見ると、これでは何のブログだかさっぱり分からないですね。自分が一番できていない、というのはありがちですが。

ITあり、子育てあり、家づくりあり、のごちゃまぜブログなのでこんなタイトルになってます。本当は内容ごとにブログも分けるべきなんですけど、そこまで更新できないし。まぁ、悪い例ということで。

まとめ

Googleボットさんは、title タグを見て何のサイトなんだか判断するので、title の付け方は超重要です。

あとは、記事の内容を濃くすること、濃くすれば文字数も当然多くなりますよね。

そして適切な見出しをつけること。

そうすれば、Google はちゃんと検索表示してくれます。だって、それが仕事なんだから。ただし順位がどうなるか、ということについてはもう少しテクニックが必要になってきますので、それはまた次の機会に。

今回は、よく言われていることを、Googleさんの立場に立って考えてみました。今後のご参考になれば嬉しいです。

それでは、また (^^)/ 

 

意外? IT技術者でもパソコンができるとは限らない

IT業界 仕事 職業

こんにちは。
夏はフリーのエンジニア、冬は農家のなほちゃんです。
なぜ冬に農家?と思った方は鋭い!
クリスマスに一番忙しい農家と言えば、何を作っているのかだいたい分かると思います。 休みは元旦だけ。正月気分は全く無し。

さて、今回はIT業界の内情について。

IT業界の仕事の種類は膨大

IT業界には、すっごいたくさんの種類の仕事があって、しかも、あまり相互に関連性がありません。同じ業界内でも「洋服作る人」と「車を作る人」というぐらい違いがあります。嘘ではありません。

例えば「IT業の人はパソコンに強い」というのは誤解です。パソコンに弱いIT業界の人もたくさんいます。プログラムは必ずしもパソコンで組むとは限らないし、パソコンでプログラミングをしていても、プログラム開発用のソフトウェアしか使っていなければ、そのソフトウェア以外、使い方を知らないという場合も多いです。

また大企業ほど分業が進んでいます。設計専門の人の中にはプログラムを組めない人もいます。末端で、ひたすら関数を作っているような人もいます。

この末端のプログラマは、ほとんどの場合、ソフトハウスからの出向で、給料は安く、技術は身に付かず、使い捨てにされることが多いです。なほちゃんも某有名企業の野村〇〇に出向して、示された仕様書を元にひたすら何だか分からないプログラムを書かされていたことがあります。最近では、こういう業務は中国やインドなど海外に発注することも多いです。

IT業界に行けば将来有望な感じがするかもしれませんが、もしIT業界を志すのであれば、どのような仕事があって、どのようなキャリアパスを目指すのか考えておかないと、ただ苦しいだけの毎日が待っていますので気をつけましょう。

ITはハードウェアとソフトウェアに分かれる

IT業界を目指す人は、まず、ハードウェア方面に行くのか、ソフトウェア方面に行くのかを決めるべきでしょう。この二つは全く違う業界と言って良いほど、業務内容が違います。

ハードウェア

ハードウェア方面に行く人は理数系で、電気が得意な人。ロボットやセンサーなどはこちらになります。機械そのものを作る人は手先は器用な方が良いです。

最近の家電はマイコンが埋め込まれていて、プログラムで制御されているので、ハードウェア専門のプログラマの方もたくさんいます。この場合、手先の器用さは求められません。

ソフトウェア

業務系ソフトの開発やWeb製作はソフトウェア系になります。ゲームクリエイターもこちらに入ります。作曲家やデザイナー、小説家もこちらに入ります。ゲームを作る人はキャラクターを考えたり、シナリオを考えたりする仕事もあるので、必ずしもIT技術者とは言えないかもしれません。実際にゲームをプログラムする人はIT技術者ですね。

 

f:id:komanaho:20170102221119j:plain

なほちゃんはソフトウェア系なので、ハードウェアのことは全く分かりません。なので、これ以降はソフトウェアのお話に移ります。

ゲームクリエイター

小さい時からゲームソフトに熱中していて、いつか自分でもゲームを作りたいっていう若者は非常に多いです。そんな若者を待ち受けているのが、ゲームクリエイターを目指す専門学校。この学校で学べばゲームクリエイターになれるかのように甘い文句で若者を誘い込みます。なほちゃんも専門学校の講師をしていたことがあるので分かりますが、ゲームクリエイター専門学校に入ったらゲームクリエイターになれるかというと、そんなに甘くはない。漫画家や小説家と一緒で、ある程度の才能と、血のにじむような努力が必要な職種です。専門学校に入って教えてもらおうなどと考えるのではなく、自分で調べて作ってコンテストに応募するぐらいの熱意がないと、難しいです。

業務系ソフト開発

販売管理、顧客管理、会計管理など、ビジネスを効率化するためのアプリケーションを製作する仕事です。この仕事もピンキリです。弥生会計みたいな超有名ソフトを作る場合は、大人数で細かい仕様を作って、分業して作ります。なほちゃんも、超有名ソフト〇〇奉行のカスタマイズをしていたこともあります。業務系ソフトというのは、どんなに汎用的に作っても、業種に合わせて機能修正しないと使えないことが多いです。たとえば宗教団体の会計ソフトにはお布施機能が必要とか(実際にやりました!)

なほちゃんは、Microsoft Access みたいなのを使って、小さい会社の事務作業を効率化する仕事が好きです。プログラマは相変わらず男性が多い職種なのですが、男性はあまり事務作業をしないので、事務作業の効率化というのが分からないようです。業務ソフトの開発は、女性が向いていると思うので、どんどん増えていくと良いなぁと思います。

Web製作

ひと昔前までは存在しなかった仕事ですが(IT業界全体がそうですが、その中でも特に)Webサイトは今やどんな小さな会社にも必要ですし、作ったら作ったで、流行や技術に合わせて作り替えていかなければならないので、仕事の引き合いは非常に多いです。でも新しい職種なだけあって、必要とされる技術もどんどん変わるし、エンドユーザーさんは、どの業者に依頼すれば良いのかチンプンカンプンだと思います。Web製作事業者に必要なスキルや、業者の選び方については、また別の機会に書こうと思います。

まとめ

「仕事の種類は膨大」と書いておきながら、あまりたくさん紹介できませんでした。

Web製作一つとっても、デザイナー、プロデューサー、コンサルタント、フロントエンドエンジニア、バッグエンドエンジニア、サーバー管理者、コーダーなどなど、めちゃくちゃたくさんの職種があるのですが、細かく説明しても難しくなるだけなので、大雑把にまとめてみました。

どのような業界にも言えることですが、特にIT業界の技術者は、IT好きでないと勤まらないです。とにかく新しい技術が次から次へと出てくるので、好きでないとやってられないと思うんです。

また、家にパソコンがないという技術者もたくさんいます。そういう人に比べたら、趣味でパソコンを自作しているとか、休日にブログのカスタマイズをしている人の方がずっとパソコンが得意だったりします。IT技術者だからと言って、安易に「Webサイト作って」なんて頼んで困らせないように気をつけましょう。

WordPress とは何なのか? 今さらですが初歩の初歩

WordPress Web製作

WordPress のテクニカル情報はネット上に溢れていますので今さら感がありますが、もう少し基礎的な、一般常識として知っておくと良いかもしれないWordPressネタを取り上げます。

こんにちは。ブログを更新できなくなって10日も経ってしまったダメブロガーのなほちゃんです。

明日で2016年も終わりで、皆さん振り返りをされていますが、私はブログを始めてまだ2カ月目。振り返るネタもないので、最後も普通に行きます。

なぜ今さら WordPress を取り上げるのか

先日、短大の2年生でWeb製作を学んでいるという女子と話をしました。
今どきはWeb製作を学べる短大があると知って驚きましたが、その子がWordPressを知らないと言うのにはもっと驚きました。

また、先月、近所の商工会議所主催で「ホームページ作成講座」が開かれたことが地元新聞で報じられていました。「Webサイト」を「ホームページ」と呼ぶこと自体ダメ勉強会の烙印を押されそうですが、内容が「ホームページビルダーを使ってHTMLを学ぼう」というのにはズッコケました。昭和ですか?

なほちゃんはフリーランスでIT業を営んでいますが、仕事の内訳はだいたいこんな感じです。めちゃくちゃざっくりですが。

f:id:komanaho:20161230154841p:plain

WordPress」はインストールからテーマから全て構築することもありますし、現在運用中のもののカスタマイズの場合もあります。

「ネットショップ構築」は、EC-CUBEがメインですが、FutureShop や おちゃのこネットを扱うときもあります。

「その他」は、ドメインの移管代行や、お客さんの元でネットワークの設定をしたり、機器を購入してセットしたりという仕事です。

ネットショップで、EC-CUBE や FutureShop を扱う時は WordPress と連携させることが前提となりますし、その他のドメイン移管も WordPress に付随してくることが多いので、ほとんどの仕事に WordPress が絡んできます。なほちゃんのお客様が偏っているだけかもしれませんが、WordPress が使えなければ仕事がなくなります。

それなのに、短大のWeb製作を学ぶコースで WordPress を扱わないとか(たまたまその学生さんが寝ていたのかもしれませんが)商工会議所がホームページ製作入門でWordPress に触れないとか、ありえないです。

というわけで、今や WordPress は社会常識と言っても良いぐらい普及しているので、取り上げようと考えたしだいです。

で、WordPress とは何なんでしょう?

WordPress とは何かを説明する前に、WordPress を連呼してしまいました。すみません。っていうか、WordPress という言葉自体は知っている方が多いのではないでしょうか。ただ、WordPress が何かを具体的に説明するのは、Web製作事業者じゃない方にとっては難しいかもしれません。

では、WordPress を一言で言うと何か? よくあるのが「CMS の一つです」という回答。CMSは「Contents Management System」の頭文字を取ったもので、訳すと「コンテンツを管理する仕組み」ということになるでしょうか。これでも、よく分からないですね。

用途で考えてみると

用途で考えてみます。「WordPress ってブログを作るやつでしょう? はてな、みたいな。」そう。そのとおりです。プログ(コンテンツ)を管理する仕組み、ということになります。でも今は、ブログだけではなくて、会社のWebサイトにも WordPress が採用されています。色々なコンテンツ(情報)を管理するシステムに成長しているんですね。

仕組みで考えるみると

WordPress は、PHP というプログラム言語で作られています。プログラムは全て公開されており、WordPress の公式サイトから無料でダウンロードできます。PHP言語が分かれば、自由に機能を追加したり変更したりすることができます。

WordPress を動かすには、PHPの入ったコンピュータとデータベース(標準的にはMySQL)が必要になります。PHPMySQL自体も無料で配付されていますので、Windowsパソコンに導入することもできますが、色々面倒なので、普通はPHPMySQLを使えるレンタルサーバーに導入します。ちょっと分かりにくいので、図にすると、こうなります。

f:id:komanaho:20161230171159p:plain

ここで重要なのが、データベースの役割です。ブログなどのコンテンツは全てデータベースに保管されます。写真はサーバー内に保管されますが、記事の中のどこに写真を配置するかという情報や、サーバー内のどこに写真が保管されているかなどの情報はデータベースに保管されます。

WordPress は「コンテンツの保管」と「コンテンツの取り出し」という役割を担っています。WordPressCMS(Contents Management System「コンテンツを管理する仕組み」)であるという意味が、何となく理解できますよね。

CMSは他にもあって、MovableTypeXOOPS などが有名ですが、仕組みは同じです。

データベースを覗いてみると

データベースにも種類がありますが、MySQLが一番普及しています。MySQLには phpMyAdmin というデータベースを管理するためのツールがあります。このツールを使うと、データベースを直接操作して、データを追加したり、修正したりできます。たいていのレンタルサーバーには、このツールがインストールされているのですが、稀に、自分でインストールしてください、と言われることがありますので気をつけましょう。

phpMyAdmin を使って、WordPress のデータを覗くとこんな感じ。

f:id:komanaho:20161230214550j:plain

ちょっと古めの phpMyAdmin ですが、こんな風に、分かりやすく表示してくれます。WordPress には12個のテーブルがあることが分かりますね(テーブルの数や中身はWordPress のバージョンによって微妙に違います)割とシンプルです。ここに投稿した記事が保存されていくというわけです。

なほちゃんはプログラマなのでデータベースの構造がどうなっているのか知らないとカスタマイズするのが不安になってしまうのですが、大部分の WordPress ユーザーの方は、データベースの中までは見ないみたいです。

なぜ WordPress がこれほど普及したのか

最近では、HTML でゴシゴシ Webサイトを作ることはなくなって、ブログじゃなくてもWordPress で Webサイトを作るのが主流です。その理由について考えてみました。

検索エンジンで上位表示されやすい

情報量(コンテンツの量)を増やす仕組みが整っていて、1記事書くと、カテゴリ別の記事、タグ別の記事、著者別の記事、というように、複数の記事が自動で作成されます。この仕組みは Google から見たらスパム扱いされるのではないか、と危惧している人もいるみたいですが、「WordPress で記事をたくさん作ると検索エンジンで上位表示されやすくなる」ということは誰もが実感していることで、これが WordPress 人気の一番の理由です。

導入が簡単

いくら検索エンジンに好かれるからといっても、導入が難しければ、ここまで普及しなかったでしょう。とにかくインストールがすごく簡単です。

昔は、自分でダウンロードしてサーバーに入れなければなりませんでしたが、近ごろでは、WordPress を自動インストールできるようにしているレンタルサーバーが増えていて、手軽に使える環境が整っています。

自由にカスタマイズできる柔軟性

構造がシンプルで、カスタマイズしやすいです。お客様のどんな要望にも応えられる柔軟性があり、一見 WordPress に見えないような Webサイトもたくさん作られています。

また、WordPress 本体のプログラムが公開されているので、機能を追加するためのプラグインと呼ばれる追加プログラムがたくさん作られていて、プログラミング の知識がなくても簡単に機能を追加することができます。

WordPress を採用すべきWebサイトとは

ここまで褒めておきながら、あなたのブログは「はてな」じゃんって突っ込まれそうですね。

WordPress にも弱点があります。ブログを書いて、PVが上がっても、どんな人が見てくれているのかが分かりにくくて、孤独感がある、というんでしょうか。壁に向かって話をしているような感じがします。ブログを書く以上は、「今日のは面白かったよー」とか「今日のはイマイチ」なんていう感想が欲しいのです。WordPress にもコメントをもらう機能はありますが、書いてくれる人は少ないです。

なほちゃんは長いこと WordPress 信者だったんですが、はてなを始めてから見方が変わりました。やっぱり向き不向きがあるもんだなぁと実感しています。

では WordPress に向くWebサイトとは何か、と言えば、ずばりコーポレートサイトですよね。会社のサイトがアメブロじゃ「ちょっとー」って思いません? でも信じられないことに、そういう会社ってたくさんあるんです。

WordPress あるある

一番よくあるのが、ブログをはてなやアメーバなんかでやっていて、WordPress で新しく Webサイトを作ったので、旧ブログへのリンクを新サイトに貼っといてっていうもの。リンクを貼るだけなら良いんですが、新サイト運用後もブログをはてななどで書き続けるっていう人。ちょっと待て。それでは WordPress にした意味ないじゃん。

他に驚いたのが、お金をケチってクラウドワークスの安いところに Webサイトを頼んだら WordPress で作ってくれたんだけど、記事の修正の仕方が分からないから教えてくれって言われて見てみたら、全ページ、記事が画像で作られていたこと。画像は JPEG だから、その画像を作ったソフト(フォトショ)とかがないと修正できないじゃんって、違うよ! そうじゃない。それでは WordPress にした意味がない。

・・・というように、私の身近でこういうことがしょっちゅう起きているので、世界で見たらひどい目にあっている人がたくさんいるんだろうなぁと思います。

WordPress は確かに、HTMLやスタイルシートなんか知らなくても、誰にでも簡単に使える素晴らしいソフトではありますが、知らないで使うと痛い目に合うことがあります。家を建てるのと同じで、業者に頼むんだから全てお任せにしてしまうと、ぼったくり業者にやられる可能性大です。会社でWebサイト担当者になってしまったら(若いというだけで押し付けられるケースも多いらしい)、ある程度は勉強することをお勧めします。

このブログでは、優れたWeb製作業者の見つけ方なども取り上げていきたいと思ってます。

 

それでは、今年のブログはこれでおしまい。明日はゴロゴロしながら紅白見たいな。厳しいチャンネル争奪戦が待っている♪


来年の今ごろもブログを続けられるように頑張りますので、よろしくお願いします。

良いお年をお過ごしください。