長いものには巻かれない

常識は非常識かもしれないと考えてみる

日本人はヨーロッパ人より車の安全性能を重視していないのだろうか

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

週1回程度の更新で済まそうと思っていたのですが、はてなの方は皆さん熱心で、引きずられるように記事を書き続けているなほちゃんです。

このブログは「長いものには巻かれない」というタイトルで書き始めました。自分の考えをしっかり持って行動しないと、騙されたり損したりすることがあるなぁと思うので、そんなことをテーマにしています。

 

さて、今日は車の話です。

 

田舎暮らしをしていると、バスや電車などの公共交通機関がないのでマイカーは必須になります。我が家で購入した車はルノーのカングーという車です。4年経過して、このまま乗り続けると部品の交換代が高そうなので(本国から取り寄せるらしい)、古くならないうちに買い替えることにしました。人気車ということもあり超高額で買い取ってもらい、今は日産のデュアリスという車に乗っています。

 

この2台の車の共通点は何かというと、「ヨーロッパ仕様である」ということが言えます。カングーはフランスの車で、デュアリスはイギリス車で日本に逆輸入したらしい。ヨーロッパ車に乗っているなんてリッチだねって言われそうですが、2台ともそんなに高い車ではないです。プリウスの方がずっと高い。

 

ではなぜ2台ともヨーロッパ車なのかというと「後ろの席にもエアバックが標準でついている」からです。

 

我が家では家族で出かけるときは、運転席がお父さん(飲み会の帰りはお母さん)助手席がお母さん、後ろの席が子どもたちという席順になります。子どもたちを後ろの座席に乗せて、ドライブ中に事故って、エアバックがないために子どもだけ助からなかった、という事態だけは避けたいので、後ろエアバックは必須だと思っています。もちろん、エアバックがあれば全て安全とは思いませんが、エアバックのない車を選んだために子どもを失ったという後悔を味わいたくないのです。

 

そこで後ろエアバック搭載の車を探しました。ところが日本車には標準で搭載されていなかったのです。(探した当時のことなので、今現在は分かりません)日産はオプションで付けられるということだったので、まだマシでした。ひどいのはホンダ。フリードが候補だったのですが、一番グレードの高いタイプでなければ付けられないとのこと。つまり、スマートキーとか、カーナビとか、いろんなオプションと一緒でなければつけられず、後ろエアバックだけを付けることはできない、と言われました。

 

探し回った結果、ヨーロッパ仕様の車に落ち着いたというわけです。ヨーロッパでは前も後ろもエアバックは必須で、ついていない車は売れないので標準搭載になっているらしいです。

 

ちなみにヨーロッパの車はシートの座り心地も最高です。やっぱり椅子文化が長いからですかね。

 

また、故障しやすいのはヨーロッパ仕様の悪いところ。デュアリスは日産なのに些細な故障が多いです。買って3年目で後ろのトランクの扉が壊れて、ガムテープ貼って走ってました。最近、ガソリンたくさん入っているはずなのにエンプティランプが光ったりして、ちょっと怖い。

 

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新築の時、照明器具の選び方が難しくて1カ月勉強したら、大工さんに褒められた

こんにちは。

今日はお留守番なので、のんびりしているなほちゃんです。

ブログも今日で5個目の記事になりました。早くも挫折しそう。

1年とか続けている人って本当に尊敬してしまいます。

 

さて注文住宅の経験が2回あるので、その経験からお役に立てそうなことをボツボツ書いてみようと思います。

 

今住んでいる家は、フリーの大工さんに建ててもらいました。

あまりお金がなかったので、セミセルフビルド形式です。

とにかく自分でできることは何でもやるし、設備はヤフオクで買ったりしました。

照明器具も、普通は専門家にお願いするところですが、全て私が選びました。

知識ゼロの私にとって、これが本当に大変だったんです。

 

1.LEDのシーリングタイプが酷いことになっていた

 

リビングダイニングによく使われるシーリングタイプの照明。

よく使われるのはこんな感じですが、良いものは結構高いです。

3万円とか5万円とか。

この照明器具、なんと、ランプ交換ができないんです。

LEDは寿命が長く、10年以上使えるので、普通の家電と同じように、寿命が来たら買い替えればよい、というのがメーカー側の考えだそうです。

でも、新築の時は、普通は家中の照明器具を新品にするので、10年たった途端に全とっかえという事態になりかねません。

 

知り合いが、リフォームの時に照明器具を全てLEDにしたら電気代が10分の1ぐらいになったって喜んでいました。

見たら家中にこの照明器具が。。。

電気屋さんはちゃんと説明してくれたんでしょうか。

すごく喜んでいたし、もう変えちゃった後なんで何も言いませんでしたが、照明器具積み立てをした方が良いです。10個交換で30万円とか、かかっちゃいます。

 

2.ランプ交換ができるメーカーとできないメーカーがあった

 

さらに良く調べてみたところ、ランプ交換についてはメーカー側の考え方もあるようです。私が調べた時は、東芝さんとオーデリックさんはランプ交換のできる商品を出していました。パナさんと小泉さんは全とっかえのようです。

 

LED照明器具は、LEDランプの部分が高いのであって、ランプ交換するだけでも買い替えと変わらない金額になりそうです。照明器具が6,000円で、そのうちランプ部分が5,000円みたいな感じ。

 

それでも、私は、ランプ部分だけ取り換えられるメーカーさんの考え方に賛同したいです。照明器具はランプ交換するものだっていう習慣があるせいか、あるいは、家の中で使っている照明器具の数が半端なく、テレビや洗濯機の買い替えとは訳が違う、ということでしょうか。

 

3.極力、電球を使うという手もある

 

電球を使う照明器具の中には、白熱灯でもLED電球でもOKというものがあるので、こちらを代用する方法もあります。

 

ただ、その場合、照明器具のタイプ(断熱材が入っているかどうか)やLED電球の種類の組み合わせによって、LED電球の寿命が短くなることがあるらしいです。最近テレビでやっていて、詳しいところは良く分からないです。すみません。

 

また、10年持つって言われているLED電球ですが、実はそんなにもたない、という話もあるみたい。

www.j-cast.com

4.採用した照明器具

 

色々悩みましたが、リビングの照明はこれにしました。

大工さんは、LEDってまぶしい感じがして嫌いって言ってましたが、この照明のついたリビングを見て、「おっいいじゃん」って言ってくれました。やったね!

 

脱衣室と台所は東芝さんのシーリング照明に決定。

ちょっと小さいかなと思いましたが、十分な明るさでした。

 

 廊下やトイレはこちら。

 

天井に埋め込めるダウンライトが良かったんですが、大工さんが「早く言ってくれれば良かったのに。天井裏はあまり余裕がないから、埋め込めないよ」と言うのであきらめました。大工さんこそ、早く言ってよ!

 

書斎はLEDの蛍光灯を採用。

笠なしのむき出しで安いものですが、まぶしくなくて良かったです。

どこのメーカーのものか忘れましたが、こんな感じのもの。

 

直管蛍光灯っていうらしいですが、このタイプの蛍光灯はLED専用器具に使わないと危ないらしいです。

以前は両方使えるようになっていたようですが、最近は、ランプの形を変えることで、古い照明器具では使えないようにしているみたい。

 

子供部屋は、LED電球対応のスポットライトにしました。

部屋の4隅につけました。なかなかおしゃれです。

 

夫婦の寝室はライティングレールにスポットライトを組み合わせました。

写真は白ですが、黒にするとカッコいいです。

何より安い!こちらのスポットライトは電球は別売ですが、1個1,000円程度。

足りなければ買ってきてレールに突っ込めば良いし、

方向も、あちこちに向けられるので実用的です。

 

以上です。

 

LED照明器具は、笠とランプを別々のものにするとかえって高くつきます。

 

だからと言って、10年後に全部取り換えなければならないことを知りながら一体型のものを選ぶのは抵抗があります。

 

電気屋さんも「10年後のことは知らない」ではなく、ちゃんと説明したうえでお客様に納得の上で選んでもらう姿勢が大切だと思うし、そういう業者さんを選ぶようにしたいものですね。

 

高齢者の運転は本当に怖いです

こんばんは。

最近、毎日ブログを書いているなほちゃんです。

今はちょっとだけ余裕があるのです。

12月になったら無理かも。

 

高齢者が加害者になってしまう交通事故が増えていますね。

高齢者ドライバーが家族にいらっしゃる方は、かなりドキドキしているのではないでしょうか?

私は自分の両親はすでに他界しています。

旦那の方も父はもう亡くなっています。

でも義母は最近まで運転していたので、超ドキドキしていました。

 

衰えてくるのは70歳代から

義母の運転する車に乗って身の毛のよだつようなことが結構ありました。

・赤信号なのに気がつかず通り過ぎる

・右折レーンに入らず右に曲がる

・一時停止しない

・あちこちぶつかりながら車庫入れ

 

そんなとき、嫁という立場なのであまり強くは言えず、助手席で硬直していました。

でも私が事故に巻き込まれるだけならまだいいのです。

問題は孫を乗せたがるところ。

「〇〇ちゃんが歩いているのを見つけたので、送ってあげようと思ったら、お友だちも一緒だったので送ってあげたのよ」

なんて言われた時は、心底びっくり。

私でも親に断らずに娘の友だちを車に乗せたりしないのに、何かあったらどーするんだ。でもやっぱり嫁の立場なので何も言えず。

 

こんな時、頼りになるのはダンナ・・・

「お義母さん、そろそろ車の運転をやめた方が良いって言ってくれない?」

と頼んでみても、

「そういうことは長男である兄に頼むべきだ」

と言うので、義兄に聞いてみると、

「そうだねー。危ないよねー」って言ったきり、本人に言った様子はなし。

 

推測するに、息子たちは、母が運転をやめると途端にあちこち送迎してあげなくてはならなくなるので、二の足を踏んでいるのではないだろうか。

 

あー、もう大事故が起こっちゃっても知らないからねーってプンプンしていたら、義母から「もう運転やめることにしたわ」と言ってくれました。

理由を聞いたところ、眼科のお医者さんから止められたそうです。

あー良かった。お医者さん、ありがとう。本当にほっとしました。

 

それにしても、高齢者の運転、何とかならないでしょうか?

 

国は認知症検査を義務付けると言ってますが、認知症だけじゃなくて、運動能力もしっかりテストするべきだと思います。

例えば、免許証の更新時に、もぐらたたきゲームや早押しクイズ大会をやるっていうのはどうでしょう?

 

あと身を守ることも考えなければならないので、小学生は登校時にヘルメットをかぶって登校させるとか、車が向かってきたときの防御の仕方を訓練するとか、必要かもしれません(どうやって防御すればよいのか、見当もつきませんが。)

 

もちろん高齢者が車を運転しなくても良い社会にすることも大切ですよね。

田舎では、広い地域にポツンポツンとお年寄りが一人暮らしをしていたりしますが、そのために道路を整備したり、雪かきしたりと、余分な経費がかかっています。

人口が減って、自治体も予算がなくなってきている中、なるべく狭い地域に固まって暮らさなければいけない時代になってきている、ということなんじゃないでしょうか。

 

 というわけで、今日のオススメはこちら。

お正月におじいちゃんおばあちゃんと一緒に楽しみましょう!

体重が減らなくて、色々図ってみようと思って調べたら、体重計が進化していた話

こんばんは。

妊娠中より体重が増えてしまったおデブのなほちゃんです。

 

おととしの12月のはじめごろ、

ダンナのイトコのお姉さま方が私の横で体重の話をしていました。

「私〇Kg台になったの。」

「良かったね、私ももう少し増やさなければ」

 

耳を疑うようなお話についていけませんでした。

帰り際に「体重の話になっちゃって、ゴメンネ」と言われ、

全く悪気がないので余計に来るものがあり、

昨年がんばって5Kg減らすことに成功しました。

 

割と簡単に減らせたので、つい気が緩んでしまい、1年たったら元の体重より増えていました。リバウンドってやつですね。

 

さて、そろそろ減らしますか、ということで、

おやつを食べるのを止めて、毎日マラソンをスタート。

ところが1カ月経っても、まったく体重が減らないのです。

 

おかしい。もしかしたら歳のせいで「基礎代謝量」が減ったのかもしれない。

基礎代謝量とは、何もしないでも使われるカロリーのことですね。

歳をとると筋肉量が減るので、必要なカロリーの量が減ってしまい、その分太りやすくなるって言われています。ついにその時が来たのか?

 

筋肉量とか基礎代謝量とかを測定する機械ってあるのかなぁ?と思い、調べてみたところ、なんと!今どきの体重計には普通についているではないですか!

 

知りませんでした。

 

我が家にある体重計はタニタ体脂肪率の測れるもので、この体重計が古いだなんて全く想像もしていなかったので、衝撃的でした。でも、そういえばこの体重計買ってからもう15年ぐらい経っているもの。そういうこともあるでしょう。

 

壊れていないのに買い替えるというのは少々抵抗がありましたが、

ダイエットするためには、まず、現状把握が第一ということで、

買いました!

 

パナソニック 体重・体組成計 ホワイト EW-FA13-W

 

測れるものは、こんなにたくさん!

体重・BMI体脂肪率・皮下脂肪率・内臓脂肪レベル・基礎代謝・筋肉レベル・骨レベル・体組成年齢

 

スマホと連携機能はないですが、過去との比較はスイッチ一つでできるので、これで十分です。(前回、1、2、3週間前・1、2、3、6、12ヵ月前との比較)

 

ちょっと小さ目ですが、うちの巨人のダンナでも測れるので問題なし。

 

4人まで登録できて、乗ると自動で誰が乗ったか自動で検索してくれます。そして、前回より200g減ってると、ご褒美のキラキラマークが表示されるんです。これが結構モチベーションになったりして。

 

こんなスゴイ体重計がなんと、お値段 2,150円です(2016/11/14現在)

 

測ってみて、何が分かったのか?

 実際に測ってみたところ、筋肉レベルは満点が10のうち9なので、問題なさそう。

それより、基礎代謝量が 1,300Kcal !

最近、ほとんど動いていないので、普通に3回食事したらカロリー取り過ぎじゃないですか、ということが良く分かりました。

 

体重計買わなくても、分かってたことじゃん!

 

で、1日2食で我慢することにしました。

朝食はコーヒーだけにして、昼も少な目。夜は普通にカロリー少な目なものを食べる。

どうしても口寂しい時のために、大根を刻んで浅漬けの素をかけたものを用意しておいて、おやつが食べたくなったらこれをかじる。

 

こうして今のところ3Kg減らせました。

お正月までに、あと3Kg減らしたいです。

 

こちらもどうぞ。

田舎暮らしをしたくなったとき、奥さんを説得するのに役に立つかもしれない話

こんばんは。

田舎暮らし満喫中のなほちゃんです。

 

うちのダンナが「農業をするために都会から引っ越してきた」って自己紹介すると、必ず「よく奥さんを説得できたねぇ」と言われます。

 

もしかしたら、田舎に憧れるのは男性の方が多いのかも。

 

というわけで、都会派の私がダンナの説得に負けて、なぜ田舎に来ることを了承したのか? について書こうと思います。

 

その1 子どもは田舎で育てた方が良いかも

 

母親としては、自然豊かな環境で子どもを育てたいと思います。田舎には私立中学校はないので教育面では不利ですが、山や川で元気に飛び回れた方が子どもには良いかもしれません。

 

その2 そういえば買い物に行ってない(食材除く)

 

駅ビルやデパ地下で買い物するのが大好きだった私ですが、子どもが生まれてからはそんな余裕はなし。むしろ子どもが寝てからネットショッピングで欲求を解消している。それなら田舎に行っても同じじゃん、と思えました。

 

その3 友だちと会えなくなる?

 

田舎に行ったら、友だちや親戚に会えなくなって寂しい? と考えると、あれ?最近会ったのいつだっけ? 高校や大学の友だちに会うのも1年に1回あるかどうか。それなら田舎から出てくれば良いのね、と納得。

 

その4 生活のメドが立った

 

うちは、農協のインターン生として3年間お給料が出るし、そのあとは研修先の農家の後継者として販売先や設備を譲ってもらえるという約束を取り付けられたので決意しました。仕事のメドもなく、土地勘もなく、ただ「田舎で暮らしたい」という思いだけで引っ越してきちゃう家族がいますが、それはいけません。

 

その5 老後が心配

 

これが一番大きい理由です。上場企業が倒産したり、社員をリストラしたりするご時世。ダンナの会社だっていつまで頼れるか分からない。しかも、定年退職したとき、年金だけで生活できるかどうかも分からない。

 

農業なら体が動くうちは続けられるし(実際80歳ぐらいの人が現役)食べるものは自分の畑で作れるから、お金がなくなっても何とかなりそう。とにかく私は日本の将来が不安で不安でたまらないのです。

 

以上です。

もし田舎に行くとき、奥さんを説得する材料として利用していただければ幸いです。

でも引っ越し後のトラブルについては責任は負いかねるので、ご了承ください。

 

本日のお勧めリンクはこちら↓

あなたも「地域おこし協力隊」として活躍してみませんか?

まだ都会で消耗してるの? 田舎生活のススメ?

こんにちは。なんとブログ第2回目の記事です。

ご訪問ありがとうございます。

引っ越しオタクのなほちゃんです。

 

引っ越しが大好きで、数えられないほど引っ越ししてきましたが、長野県駒ヶ根市に引っ越して早6年目になりました。やっと落ち着いた感じです。

 

これまで住んだことのある町は、東京都府中市相模原市横浜市西東京市アトランタ東久留米市・・・、という感じで、全部都会です。そう、私は都会大好きの都会派女子です。今も。たぶん。

 

結婚相手と知り合ったのは神保町だし、彼は新宿で働く生粋のサラリーマンだったし、大好きな府中市に家も建てたし、まさか田舎に移住することになるなんて、思ってもみなかった。( ノД`)シクシク…

 

友達も結婚してどんどん田舎へ引っ越していったけど、私は絶対に田舎には行かないと決意していました。

 

それなのに、ダンナに説得されて、ダンナの出身地の駒ヶ根市に連れて来られてしまいました。ダンナに説得力があったんですな。恐らく。最終的には合意してしまいました。

 

ところで、長野県駒ヶ根市って知ってました?

私はダンナと知り合うまで知りませんでした。

長野県にそんな市があるなんて。社会の教科書にも載ってなかったし。

 

長野県駒ヶ根市は南北に長い長野県の中で、南に位置する、長野県内でも「辺境」に近い地域です。駒ヶ根市民が聞いたら怒るかな。長野県にはもっと辺境地域があるので。でも東京の人から見たら、長野市でも松本市でも軽井沢でもない長野県の南の地域は辺境ですよ。あずさも来ないし、空港もないし、とんでもなく遠い。

 

こんな所です。

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というわけで、前置きが長くなりましたが、こちらに引っ越してきて良かったこと、悪かったことなどを述べようと思います。

 

まず、田舎暮らしで良かったこと

 

1.思ったより居心地が良い

空気がきれいで、水がおいしくて、人がいなくて、渋滞もない、というのは体に良いみたいです。こちらに来たら花粉症が治りました。杉の木は都会より多いはずなんですが。

 

2.食べ物が安くておいしい

野菜や果物は安いし、おいしい。近所の人がタダで分けてくれます。みんな庭で色々育てているので、キュウリのシーズンになれば、あちこちでキュウリが余るし、リンゴはお互いに押し付けあう感じです。

 

山のようにもらった渋柿。どうするんだ、これ。

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3.人材不足

圧倒的にITが遅れているので、ちょっと技術があると引っ張りだこです。30歳過ぎて東京で就職活動した時はどこにも入れなかったのに、こちらではやりたい仕事がすぐに見つかって、楽しく在宅ワークしてます。簡単なことでも解決してあげるとすごい喜ばれて、自分の存在価値を認められたみたいで嬉しいです。

 

4.土地が安くて家が広い

この辺の一軒屋の土地の広さは、だいたい標準で100坪です。高層の建物は少なく、マンションでも高くて5階建てぐらい。エレベーターには滅多に乗りません。府中市だと30坪くらいが標準的でしたが、15坪の土地に一戸建て建てる人もいますねぇ。土地代が安いので、その分家にお金が掛けられるみたい。建売住宅なんてなくて、みんな思い思いに好きなメーカーで好きな家を建ててます。なので、ちょっと散歩するとハウスメーカーの展示場の中にいるみたいです。

 

5.通勤時間が10分

中には遠くに通う人もいるみたいですが、ほとんどの人は近所で勤めているので、通勤時間があまりありません。車通勤なので、満員電車に乗ることもありません。もちろん車の渋滞もなし。夕ご飯は家族全員で食べられます。

 

次に、田舎暮らしでイヤなこと

 

1.自治会活動が大変

年に数回ですが、一斉に草むしりをさせられたり、避難訓練に参加させられたりします。お祭りも強制参加。自治会費が高く、自治会費以外にもお祭り代とか、赤い羽根とか、社協だとか、やたら集金があります。組長制度というのが健在で、組の中でお葬式があったり、結婚式があったりすると必ずお手伝いをしなければなりません。人づきあいがイヤな人には向かないですねぇ。

 

2.ゴミ出しが大変

ゴミの分別がめっちゃ細かいし、収集日が都会と違い少ない。私は遭遇したことないですが、人のゴミを漁って文句を言うジジババのいる地域は超大変らしいです。

ただ、都会と違って家や庭が広くて、たいていの家にでかい倉庫があるので、割とごみは家の敷地に放置しています。

納豆の醤油のタレの入った袋をきれいに洗って干せって言われたときはびっくり。でもネットで調べてみたら、田舎に限ったことではなくて、リサイクル法で決まっているらしい。都会ではビニール袋は燃えるゴミでOKですから洗う必要はないみたいです。

 

3.とにかく狭い

知り合いの知り合いは、たいてい知り合いです。どこそこの誰さん、と言えばすぐに通じます。Facebook を使うと、その凄さが分かります。友達になって、その人の友達を見るとだいたい友達だったりするんですよ。都会ではありえないですよね!

そして、よそ者が来ると、すごい好奇な目で注目されて、噂があっという間に広がります。恋愛なんてしたら大変ですよ。みんな暇なんですかね。

 

以上、田舎暮らし情報でした~。

なんだか、あまり目新しいことはないですね。

イメージどおりだったのではないでしょうか?

どこに住んでも一長一短あるわけで、自分にはどちらが合うのかをよく考えてみるべきですね。なほちゃんは、田舎に来てみたら都会にいたころよりは幸せを感じることが多くなりました。やっぱり好きなことを仕事にできたのが一番。それ以外は我慢できるので。

 

今は、日本中の田舎が、あの手この手で都会から人を呼ぼうとして死に物狂いになっているので、もし田舎に移住したくなったら、思いっきりそういう制度に甘えると良いですよー。家賃もタダで、引っ越し代も支給してくれて、仕事もくれるっていう自治体もあるみたい。ただ田舎暮らしには怖い面もあるので、十分ご注意ください。

 

今日のお勧めは、こちら。